ストレッチやヨガで身長が伸びるのはなぜ?

ストレッチやヨガで本当に身長が伸びるの?

ストレッチやヨガ

身長を伸ばしたいと考えている多くの方が、1度はストレッチやヨガによって身長が伸びるという噂を聞いたことがあると思います。


しかし、ネットなどで調べてみても大きな効果を得たという経験談はほとんどありません。


実際のところどうなのか?というと、


身長は伸びる!でも、骨が伸びるわけではない!

ということですね。


ストレッチやヨガによって身長を伸ばすことは可能です。


ただし、骨が伸びるわけではなくて、曲がったりゆがんだりしていた骨格が整って正しい姿勢に矯正された結果、身長が伸びるというわけです。


言い方を変えると、ストレッチやヨガをすることによって、「骨格ゆがみなどによって損していた部分が正常な状態にに戻った」ということなのです。


ストレッチやヨガで身長が伸びる理由

説明

ストレッチやヨガを行うことで姿勢が良くなった結果、身長を伸ばすことが期待できるわけですが、どうして体を伸ばすことで姿勢を正すことができるのでしょうか?


そのためには、そもそもどうして姿勢が悪くなるのか?ということを初めに知ることが大切です。


姿勢が悪くなる原因は、簡単に言ってしまえばその姿勢が楽だと感じているからですね。


そして、楽だと感じる理由はいわゆる体が硬くなってしまっているからなのです。


体が固いとは?

体が固い


ここがまたややこしいのですが、多くの方は体が固くなった状態というのは何かしらの原因によって筋肉が固くなったことが原因だと思っているかもしれません。


でも実際には筋肉そのものが固まっているわけではなくて、伸ばすべき筋肉と縮むべき筋肉の調整がうまく行われていないのです。


例えば、肘を曲げるというごく普通の動作を考えてみましょう。


この単純な動き1つでも、腕の筋肉は外側が伸びて内側が縮むということによって肘を曲げることができるわけですね。


こんなこと当たり前だと思うかもしれませんが、このように思い描いた筋肉の収縮が出来なくなった状態が体が固いというのです。


体の固さを測る代表的なストレッチとしては、立位体前屈(りついたいぜんくつ)というものがありますね。


ラジオ体操などにもあるので誰でも1度はやったことがあると思いますが、立った状態から膝を曲げずにお辞儀をしていって、手を床に付けようとする動作です。


これは腰からお尻、膝の裏までの筋肉を伸ばしつつ、お腹の筋肉を縮めることによって可能になる動きです。基本的には肘を曲げるのと同じで、外側の筋肉を伸ばしつつ、内側の筋肉を縮めているのです。


しかし、多くの方が床に手が付かないのは、お尻や太ももの裏側の筋肉を伸ばすよう指示を出しているのに、実際の筋肉はそのように動いてくれないからなのです。


このような状態を体が固いというわけです。


さきほど肘を曲げる動作を説明しましたが、肘も体が固くなると曲がらなくなったり、伸ばせなくなったりするのです。


実際に私は腕を骨折して1ヶ月間ギプスをして腕を吊った状態にしていたところ、ギプスを外したときには肘を伸ばすことができなくなっていました。


これも意図したとおりに筋肉が動いてくれないために、単純な動作が出来なくなってしまっているのですね。

体が固いと曲がった姿勢が楽になる

姿勢が悪い

体が硬くなると、うまく動かすことができない筋肉はそのままにしておいた方が楽だと感じてしまうために、姿勢が悪くなってしまいます。例えば猫背を例にとって説明しましょう。


猫背というのは、背中が丸まった形を指しますが、この状態というのは背中の筋肉が伸びて胸側の筋肉は縮んでいる状態ですね。


これは、先ほど骨折してギプスをしていたら肘が真っ直ぐに伸ばせなくなったという話をしましたが、これと同じ状態なわけですね。


肘の場合はギプスによって同じ姿勢を繰り返した結果、筋肉が正常に収縮できなくなったわけですが、猫背の場合は書類を書いたり、パソコンをやったりして同じ姿勢を毎日繰り返した結果、ギプスを付けていた肘と同じように、筋肉をうまく稼働することができなくなり、結果的に曲がった姿勢でいることが楽になってしまうのです。


簡単に言うと、背すじをまっすぐにするための筋肉の使い方を体が忘れてしまっているわけですね。


そのため、ストレッチをすることによって、伸びるべき筋肉と縮むべき筋肉を指令通りに動かせるような練習を繰り返せば、背すじを伸ばした状態でも筋肉の緊張を感じることがなくなるというわけです。


姿勢を矯正しても急激に背は伸びない

身長

ここまでの説明で、ストレッチやヨガというのは骨を伸ばすのではなくて、姿勢が悪くなったことによって本来よりも縮んでしまった身長を元に戻してあげることだということは理解して頂けたと思います。


ただ、ここまで理解することで、いくらストレッチなどを頑張って骨格を矯正したところで10cmとか一気に伸びるわけではないことも想像できてしまったはずです。


過去にストレッチによって身長が伸びた!と言っている事例などを見ても、1cm〜2cm程度ですね。


もちろん、骨格も姿勢もすでに正しいという方にとってストレッチをして身長にはほぼ効果はないでしょうし、ゆがみのひどい人ならもっと効果がでることもあるのかもしれません。


ただし、日頃から姿勢や骨格を意識していない多くの方は猫背なりO脚なりの兆候はあるでしょうから、ストレッチをすることによって多少の改善は期待できるでしょう。


特におすすめなのは、あと1cmで160cmや170cm台だ!という惜しい方です。具体的に言えば身長が159cmや169cmという方ですね。


たった1cmですけど、大事ですよね。


普段は当たり前のように繰り上げた身長を言うけど、心のどこかで鯖読んでいる自分が嫌だったりしますからね。


そんな方にとってはたった1cmでも伸びるだけ精神的な負担は一気に減るはずです。


だからこそ、あと少し伸ばしたいという方はストレッチやヨガを習慣づけることをおすすめします。


ただし、年齢的にまだまだ成長期であるならば、栄養の摂取や規則正しい習慣という基本的なところもおろそかにしないようにしましょう。


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